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厚塗り短歌 ATUNURI TANKA

イラストレーター・画家 Rokuburuteの雑記帖

2008.02.28

格言の花束

いつかの古本市で購入した
堀秀彦氏の「格言の花束」。
なにかに躓いた時に
と思い漠然と手に取っていました。


はしがきの堀氏の文章には
「判断は諸君の思考」と書かれていた。
ズシリと重い言葉だ。

この本は世界の偉人たちの格言が収録されているわけだが
そうした沢山の言葉や文章は、間違いなく相反しているものであったり
矛盾しているものも沢山あるわけだ。
言葉と言葉は衝突し相戦う。
まず必要なのは読者の判断だ。

ここで、私の好きな言葉を二編。


    
夜には数千の星またたけど
昼にかがやくはひとつの太陽のみ
しかも、太陽の没するとき
世界の光明もまた消える

理性には数千の眼またたけど
心にかがやくはひとつのラヴのみ
しかも、ラヴのおわるとき
生活の光明もまた消える

          ボーディロン



けだし自由というものは、中味の多い滋養豊富な
食物、あるいは強くて良い葡萄酒のようなものであって
そういう飲食物はそれに慣れている丈夫な体質を養い
強めるに適しているけれど、そういうものには合わない
繊弱な体質にたいしては、これを圧しほろぼし、
酔いつぶしてしまう。

                  ソロー



※ボーディロン・・・英、学者、詩人
※ソロー・・・米、思想家